乃の風リゾートのレストランはブッフェの「波の音」、和風フレンチの「KAZE☆NO☆OTO(風の音)」、和食会席の「乃の風茶寮」の3か所があります。
今回は、お箸で頂く和風フレンチ「KAZE☆NO☆OTO」を利用した際の記録です。
風の音では年に4回メニューが変わるそうで、7月に利用したので夏メニューのご紹介となります。
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- 利用時期:2020年7月(日曜)
概要
「KAZE☆NO☆OTO」はスパリゾート館2階にあります。
小学生以下は利用できないとのことで、落ち着いた空間づくりになっています。
また、「お箸で頂く」のはもちろん、浴衣や作務衣でもOKなので本当に気軽に食事を楽しめます。
私は浴衣で行きましたが作務衣の人も多かった印象です。
内観
各テーブルに半透明の仕切りがぶら下がっていたり充分な間隔が設けられていますので、比較的プライベート感もあります。
夕食
夕食の所要時間は約1時間30分とされています(実際そのくらいの時間がかかりました)。
お箸で食べられるためリラックスしてお食事を楽しめます。
メニュー


※以下のお料理の写真は、甲殻類アレルギーと申告した私に提供されたお料理のため、エビカニの代わりに別の食材が使われていることがあります。
食前酒のオリジナルカクテル「リュミエール ド ソレイユ~陽光~」
桃のピューレに、白ワインとジンジャーエールを合わせたカクテル。
白ワインとジンジャーエールですっきりと仕上がっているため甘すぎません。
最初の一皿〈アミューズブーシュ〉あま~いトマトのムースリーヌ
左のグラスに入っているトマトムースにトマトをディップして食べたり、各々をそのまま味わったり好みの食べ方ができます。
トマトムースが絶品で、余さずいただいてしまいました。
歓迎の一皿〈旬菜和洋5種盛り〉
早来産生ハムとメロンのジュレボール
左奥のグラスのもの。おかわりが欲しいくらい美味しいです。
北海道産夏タコと甘えびのマリネ
中央の器で提供されていますが、この写真はエビアレルギーの場合の代替のお料理です。
北海道産黒ソイのお刺身
右上。添えてあるサクサク醤油で頂きます。
北海道産鴨の炙り ハスカップのソース
手前のもの。やわらかくて美味しい!
夏の冷やし野菜
左下のシュッとした器の。さっぱりして箸休めにちょうどいいです。
紫にんじん、きぬさや、冬瓜だったかな?
二皿目のオードブル 伊達産鶏肉の和風ラタトゥイユ
温かくやわらかいお肉料理で気持ちが盛り上がってきます!
スープ 冷たいコンソメジュレと枝豆のスープ
コンソメジュレの上に、枝豆ムースがかかっています。
大きなお皿に注がれた涼しげな水色の液体は洞爺湖をイメージしているそうです(水色のは飲めません)。
パン&バター
北海道産小麦のプチブール ~北海道産バターで~
クルミとアプリコットの昔パン ~オリーブオイル or 北海道産バターで~
タイム風味のバゲットパン ~壮瞥産イチゴのジャムで~
下に敷いてある石が温かくなっているので冷めにくい配慮がなされています。
これまた美味しいパンです。お腹の満腹度を見ながら計画的に食べましょう。
おかわりもできたはずです。
→実は…実はなんですけど!これ7月に行ったときのなんですが8月にも乃の風に行きました。その時も同じ和風フレンチを食べたのですが8月はイチゴのジャムではなく「洞爺産ルバーブとベリーのジャム」に変わっていました!旬のものを取り扱っているのかなと思います!
料理長からのおもてなしのお料理
ここでメニューにはない、料理長からのおもてなしのお料理が出てきます。
アワビと海藻がトッピングになった、そば粉入りの「手作りそばパスタ」…という感じのお料理です!
正確な名称は覚えられませんでしたがものすごく美味しかったです。
お魚料理 北海道の海の幸の一皿 ~ウニと蟹みそを使ったクリームソース~
この写真はちゃんとアレルギー者用のではなく同行者に提供された蟹みその写真です。
お口直し 北海道産すいかの氷菓
すいかを凍らせて削ったと思われる氷菓です。黒いものは種に見立てたチョコ。
スタッフさんが「スイカバーみたい」とおっしゃっていました(笑)
スイカバーも好きですが、こちらは素材の味を味わえる洗練されたバージョンですね!
さっぱりとして本当にお口直しにぴったりです。
お肉料理 洞爺産黒毛和牛のロティ 和風フォンドヴォーソース
もう全部美味しいんです…お肉はもちろんのこと、添えてある野菜もみずみずしくて全部美味しいんです!
また食べたいなあ…
デザート〈乃の風パティシエの手作りケーキ〉
室蘭うずら園のバニラアイス 温かい赤ワインソースで
一番手前の。
ココナッツのプリン
一番奥の脚のついたグラス。足元にある水色のはミントゼリーです。ミント大好きな私はこれが一番気に入ってしまいました!
桃とクリームチーズのパイ
左手の。
メロンタルト
中央の。上にのっている青肉メロンだけがメロン要素かと思いきや、生地部分もしっかりメロン味で衝撃でした。
ミックスベリーのムース
メロンタルトの隣の。色でわかりますね!
ちなみに、真上からの写真ではないので分かりにくいかもしれませんが、花火をイメージした盛り付けになっていて目でも楽しめるデザートです。
コーヒー・紅茶&小菓子
乃の風オリジナルブレンドオーガニックコーヒー
または 紅茶 または自家製フルーツビネガーのアイスティー
パティシエ手作りいちじくのフロランタン
飲み物は3種から選べますが、自家製フルーツビネガーのアイスティーが美味しかったです。
甘さはほぼ無く、フルーツの香りで甘さを感じる程度で食後にぴったり。
迷ったらそちらをどうそ!
コーヒーと紅茶は翌朝の朝食でもいずれかを選べます。
フロランタンはやわらかめで上品な仕上がり。こちらも絶品です!
朝食
前日の夕食後に、翌朝の朝食はどうするかスタッフさんが尋ねてくれますので「波の音でビュッフェ」か「KAZE☆NO☆OTOで洋食」の選択をし、KAZE☆NO☆OTOを選んだ場合は朝食時間も決めておきます。
もちろん後者を選択しましたので、KAZE☆NO☆OTOでの朝食のご紹介に参ります!
朝食もちゃんとお箸があります。
夕食同様、朝食の所要時間は約1時間30分でした。
メニュー
お目覚めのお飲み物 搾りたてフレッシュリンゴジュース
※うっかり写真なし
しぼりたてリンゴジュースが美味しくないわけない!
選べるお飲み物
※うっかり写真なし
伊達市『牧家』のだて牛乳
自社農園のぐち北湯沢ファーム産『トマトジュース・野菜ジュース』
この時点で飲み物が2つ提供されていますが、美味しいからといってがぶがぶ飲むとあとが大変です。
様子を見ながら飲みましょうね…!
グリーンサラダ
北海道コーンとカイワレのサラダ
パプリカのドレッシング・和風ノンオイルドレッシング・ドライドレッシング
テーブルにセットしてあった3種のドレッシングから好きなものを使えます。
取り皿ももらえるので、ちょっとずつかけて3種類とも味わうこともできていいですね。
朝のヨーグルト
朝のなめらかヨーグルトと十勝シリアル
北海道産ハチミツ(アカシア)・野菜ソース添え
何もかもちょうどいいバランスで美味です。
熱々スープポットサーヴィス 北海道産つぶ貝とみょうがの和風スープ
こちらは目の前でスープを注いでくれるスタイルでした。
あっさりしていますが出汁がしっかり効いて香りが良いので満足感があります。
料理長より一品 噴火湾産平目のボン・ファム
この平目がふっくらしてとても美味しかったです。
パン三種
焼き立てクロワッサン ロイヤルローフ ベーグル
北海道産バター・洞爺産しそのジャム
下の石で保温されています。シンプルながら美味しいパンたち。
→こちらも8月は洞爺産しそのジャムから北海道産メロンジャムになっていました。
白老マザーズ牧場の「亜麻仁卵」を使用した一品
マザーズエッグのチーズオムレツ
黒いベーコン・北海道産ミルクウインナー・オロフレトマトソテー
手作りケチャップ・粒マスタード・バジルのソース
うっかり手をつけてしまった写真で申し訳ないです。
こちら、先ほどのパン3種のうちのベーグルに実は切れ目が入っていまして…
このようにサンドして食べることができるのです!
(さっきのはこのサンドを作った後の写真だったので手をつけた後の状態でした…)
この食べ方、とってもおすすめです。
乃の風パティシエ特製スイーツとフルーツの一品
レモンシフォンケーキ
チェリーのヨーグルトムース
季節のフルーツ
軽めのスイーツばかりなのでペロッといけます!
食後のお飲み物
※うっかり写真なし
乃の風オリジナルブレンドオーガニックコーヒー または 紅茶
個人的感想
ガラス越しに1つ下の階にあるビュッフェ会場が見える席だったのですが、結構にぎわっていたので「こんなに宿泊客がいたのか」と少しびっくりするほど、KAZE☆NO☆OTOは少人数かつ落ち着いた会場でした。
積極的に地元の食材を使ったお料理がどれも美味しいのはもちろんのこと、ガヤガヤしておらずプライベート感のある空間で食事を楽しめるので特別感があります。たまの贅沢にぴったりです!
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