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【小樽】【宿泊レポ】アンワインド小樽<ロフトルーム>に泊まりました

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小樽は港町ということもあり開拓時代から栄えていた、北海道にしては歴史のある場所です。
今回ご紹介するホテル「アンワインド小樽」の建物は、1931年に北海道で初の外国人専用ホテルとして建築され小樽市指定歴史的建造物にもなっている「旧越中屋ホテル」をリノベーションし活用されているものです。

開拓された土地という関係上なかなか古い建物の無い北海道において、歴史ある建造物に宿泊するという貴重な経験ができるホテルです。
外観や内観は歴史を感じられますが、2019年オープンということもあり設備は近代的で大変整っていました。

今回はそんなアンワインド小樽で最も大人数で泊まれる「アンワインド ロフトルーム」を利用したときの記事です。

 

    • 宿泊施設名:UNWIND HOTEL & BAR OTARU
            (アンワインド ホテル&バー 小樽)
    • 部屋タイプ:アンワインド ロフトルーム(40㎡)
    • 宿泊時期 :2020年10月(平日1泊)

 

 

宿泊レポ

お部屋(ロフトルーム)

f:id:nebamoa:20220116153025j:plain最初の写真が床からで申し訳ないです!
玄関の様子です。正面の白い扉が玄関扉にあたります。
全身鏡と使い捨てスリッパが見えますね。
右側のブラウンの扉はトイレ、左側は洗面所お風呂です。

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部屋はこんな感じです(夜に到着したので全体的に暗い写真になってしまいました)。
中くらいの大きさのローテーブルとソファがあります。
ベッドはセミダブルベッド2台と、ロフト部分に2人分のベッドがあるので合計4ベッド。

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ロフトをあがっていきます。

f:id:nebamoa:20220116153049j:plainご覧の通り、ロフト部分は天井が低いので中腰でいる必要があります。
腰が悪い方や大柄な方には不向きです。

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お互いが足を向ける形で2台のベッドが設置されています。
下にあるセミダブルベッドより幅狭めのシングルサイズかつ厚めのマットを敷いた布団くらいの高さのローベッドです。

f:id:nebamoa:20220116153100j:plainどちらのベッドにも枕元にこのような窪みがあり充電もできるようになっています。
ベッドと同じ高さで枕元のすぐ横にあるので、よくあるベッドサイドテーブルよりも快適でした。

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ロフトから下に戻りまして…クローゼットはベッド横のこの部分です。

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ハンガーと靴ベラあり。
狭いですがスーツケースや靴を置いておけそうです。

 

備品など

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ロフトルームにテレビは無く、代わりにプロジェクター(EPSON)があります。
窓と窓の間にあるちょうどいい幅の壁に映し出しますが、両端がちょっとカーテンにかかって歪んじゃいます。

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ロフト階段下に色々あります。

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マグカップのほか、小分けのドリップコーヒー(札幌市円山にある「りたる珈琲」のもの)と紅茶&緑茶ティーバッグが4つずつ。
また、handy(ハンディ:宿泊者が無料使用可能なスマホ)がある!と思いましたが端末がiPhoneだったので似て非なるものかも。このiPhoneでYouTubeを立ち上げ、動画をプロジェクターで視聴したりしました。

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リモコン類とケトル。

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下の扉を開けるとセーフティーボックス、冷蔵庫あり。
冷蔵庫内には無料のミネラルウォーターが入っています。

 

トイレ、洗面所&お風呂

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バストイレ別のため、トイレは独立しています。
キレイでした。

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洗面所の様子。わりとコンパクトな印象です。

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オシャレな洗面台と、下にはタオル類&ドライヤーあり。

f:id:nebamoa:20220116153220j:plain歯ブラシ、コットンセット、ヘアバンド、ヘアブラシ、カミソリのアメニティ。

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洗面台左にハンドソープ&ボディローション(C.O.Bigelow:シー・オー・ビゲロウ製。ハイセンス!)、右側に紙コップ。

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f:id:nebamoa:20220116153237j:plainお風呂。
シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ(こちらもC.O.Bigelow製)が備え付けられています。バスタブも十分な大きさ。イス・桶はありません。

 

朝食

普段は昼食・夕食レストランとなるTHE Ballが朝食会場です。
「モーニングハイティー」という、(細かいことを言ってしまえば)矛盾した名称の朝食です。

※ここからは読まなくてもいい文章なので次の写真まで飛ばしてOKです※
本来「ハイティー」とは、イギリスの労働階級が摂る夕食のことですので「モーニングハイティー」と聞いた時はちょっと混乱しました。「朝の夕食」的な意味になるはずだからです。
しかし、少しだけ妄想を膨らますと「モーニングハイティー」という名称はやや納得がいく部分もありました。

アンワインド小樽が提供しているのは「アフタヌーンティー」でよく知られる「三段構成のティースタンド」での朝食。
ここで「モーニングアフタヌーンティー」と言ってしまうと、誰もが「え?」となります。「アフタヌーンティー」は一般的に知られているうえに誰でもアフタヌーン=午後のものだとわかるからです。

(ここから妄想です!アンワインド小樽さんの公式見解ではありません!)
そこで「アフタヌーンティー」よりも一般的ではないけど、名称に時間帯が含まれておらず同じくティースタンドでの提供を想像しやすい「ハイティー」はちょうど良かったのだと思います(本当ならアフタヌーンティーもハイティーもティースタンド必須ではありませんが、最近はいずれもティースタンドで提供しているお店が多いですね)。

さらに、「アフタヌーンティー」は午後3時頃にスコーン、ケーキ、サンドイッチなどを食べる「おやつ」ですが、「ハイティー」は午後6時以降にサンドイッチなどの軽食のほか肉や魚料理も食べるガッツリめの「食事」つまり夕食でした。

アンワインド小樽のこのモーニングハイティーにはスコーン、サンドイッチはありますがケーキはありません。
代わりにミニアメリカンドッグやスープ、スパニッシュオムレツがありますので「おやつ」ではなく「食事」という感じが強いです。
そういった意味でも「ハイティー」と呼ぶのは(厳しい目で見なければ)納得がいくかもしれません。

ちなみに「ハイティー」の名前の由来は、貴族が使うようなローテーブルではなく、一般家庭にあるハイテーブル(食卓テーブル)で食べるからです。諸説ありますが。
決して高さ(hight:ハイ)のあるティースタンドで食べるからではありません。

 

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朝食会場。
奥に見えるのがフリードリンクです。部屋にあった「りたる珈琲」もあります。
窓側の席に通されたのですが、おそらく当時のままであろう貴重なステンドグラスが見られました。

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テーブルにセッティングされたものたち。
ドリンクを取ってきて、ゆったり座って少し待つとハイティーが運ばれてきます。

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ほい!こちらで3人分。
量的には少なめですが、小樽には美味しいものがたくさんあるのでホテルの朝食で満腹になってしまうよりむしろちょうどいいです。

f:id:nebamoa:20220116153255j:plain一段目はスイーツプレート:自家製スコーン(おかわり可)、ジャム&クリーム、ヨーグルト。

f:id:nebamoa:20220116153258j:plain二段目はコールドプレート:サンドイッチ、チーズトースト、サラダ。

f:id:nebamoa:20220116153302j:plain三段目はホットプレート:スープ、スパニッシュオムレツ、アメリカンドッグ。

全体的にオシャレで、いろんなものを少しずつ食べられるので嬉しいです。
どれも美味しいですがやはり自家製スコーンは特においしかったです!

※アフタヌーンティーの場合は一番下の段(三段目)から上の段に向かって順番に食べるというマナーがありますが、こちらはハイティーなので本来そういったマナーはありませんので形式ばらず好きなように食べてOKです。
しかし、温かいうちに食べたい一番下(三段目)から始まり、スコーン・ヨーグルトのスイーツ系な一番上(一段目)を目がけて食べるのが結局最適な感じですね。

 

少しだけホテル外観や内観

f:id:nebamoa:20220116153307j:plain夜にサッとしか撮れなかったホテル外観。

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内側からサッと適当にしか撮れなかった正面玄関。

f:id:nebamoa:20220116153317j:plain正面玄関から入ると目の前に、朝食会場でもあったTHE Ball(これは閉まってる時間帯の写真)、写っていませんが写真左側にはバーがあります。写真右の通路を行くと客室エレベーターのエリアです。
フロントはちょうど撮影者が立っている位置にありますので、正面玄関から入ったら右手奥へ向かいチェックインする感じです。

 

個人的感想

全体的に洗練された雰囲気のあるホテルです。
部屋の雰囲気も落ち着いていますし、備え付けのものがC.O.Bigelow製・りたる珈琲という点でもこだわりを感じられます。
朝食がハイティー形式というのもユニークです。

スタッフさんも親切丁寧でしたし、立地も観光をするうえで申し分なく(観光のメインとなるであろう堺町本通りを歩いた一直線上に位置しています)、さらに歴史的建造物に宿泊するという貴重な経験付き!おいしいところだらけのホテルでした!

 

予約サイト

 

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